2007年2月18日日曜日

● 【 バレーボール (アタック) 】

バレーボールの攻撃のリズムは最初に相手コートから飛んでくるボールをレシーブし、次の人がボールをアタッカーにパスして、アタッカーが相手コートにボールを落とす、これが基本形。レシーブ(レシーバー)→トス(セッター)→アタック(アタッカー)とつながって行くのだが、これには理由がある。

● レシーブ (相手の攻撃を殺し、攻撃チャンスを作る)
● トス (どのアタッカーを使って攻撃するか判断し、適切なボール送る)
● アタック (与えられたに攻撃任務を果たす)

アタックは攻撃のフィニッシュ部分。腕を上から振り下ろし相手のコートにボールを撃ち抜いたり、たたきつけたり、相手のブロックにわざと当てボールを相手コートの外にはじき出したり(ブロックアウト)して得点を決定させる役割を持つ。アタッカーはそれ以外に、フェイントを使ったりブロックしたり、パスを逆サイドに振ったりする仕事もある。

ジャンプしてセッターや、その他の人から来るボールを相手コートの狙った場所にアタックを打ち込むのは簡単ではない。まずジャンプして手を後ろから前にうまく振る練習からはじまる。最初は止まって打つのがいい。セミアタッカーもアタッカーもその場でジャンプして打つシチュエーションが必ずあるからだ。両サイドのアタッカーは走りこんでアタックを打つことも多い。助走を取り、両手を下から振り上げて前のボールに向かってジャンプし、一番高いポイントでアタックを打つのが基本。アタックを打つポイントが相手のブロックより確実に高ければ、その試合では常にブロックを気にせずアタックを打つことができる。逆に相手のブロックの方が確実に高い場合は次の手段(フェイントやブロックアウト、ストレート打ち、クロス打ち、Bクイック等)を考える。どの攻撃で来るのか相手がわからなくなればこちらが有利に試合を展開することができるのだ。試合中に1回くらいアタックが決まらなくても気にする必要まったく無し。次の攻撃方法を考える方が忙しい。

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