2007年2月16日金曜日

● 【 バレーボール (レシーブ) 】

バレーの攻撃のスタート部分のレシーブ。相手のサーブやアタック、流れてきたボールをしっかりレシーブして味方の攻撃に変える役割を持つ。レシーブが決まらなければその後の攻撃がぎこちないものになるので、重要な仕事。レシーブの基本は 相手コートから飛んでくるボールをしっかりセッターに返す(キッパリ) これにつきる。セッターがトスを上げやすい位置に確実に返せるレシーバーがいればセッターの攻撃準備が常に最高の状態で行なえる。逆にレシーブがセッターに返らないと、攻撃パターンが作れないので攻撃自体が組み立てられない。まずはアンダーハンドでセッターの頭上にふわりとしたボールを返す練習をジャンジャカしよう!両手を体の前に組んであちこちに飛んでくるボールをセッターの頭の位置に確実に返せるよう体に覚えこませるまで練習する。ポイントがいくつかある。 ボールが飛んでくるまでは両足に重心を均等にかけておくこと。どちらかに重心が寄ってると重心の逆側にボールがきた時に対応が遅れる。

● アンダーハンドレシーブ
腰を落としてレシーブする 腰が上がってると頭が下を向きやすく、正確なレシーブができない。腰を落としていれば上半身がそれだけ立ち上がり、視界が広くなり、次のプレーもよく見える。 自分がレシーブできるの限界の低さを知っておく 一番低いレシーブ位置は床とボールの落ちる位置に手のひらを滑り込ませて拾うレシーブでどのプレーヤーも一緒。最初に床に手のひらをついて感覚を知っておく。 レシーブ後にゴロゴロ転がったり、転んだりするが、その後すぐに立ち上がる 転んだ後、まったく起きてこない選手がいるが、転んでるとこにアタックを打てば簡単に相手に得点されてしまう。つべこべ言わずさっさと立つ。 レシーブだけではなく、乱れたボールを相手コートの奥のほうに返す作業も必要になることがある。こういう時はアンダーハンドレシーブを横から振る(例えて言うならばテニスの両手打ち方のような感じか?)要領でうまくミートさせ、相手コートの奥まではじき返す。右側も左側も(可能ならば走りながらでも)できるようになっておかねばならない。どのポジションのアスリートも覚える仕事が沢山あるので少しずつ身に付けていって欲しい。

● オーバーハンドレシーブ
腰より高い位置のボールはオーバーハンドでレシーブしてセッターに返す。もしくはセッターを通り越し、直接アタッカーにトス(ツーアタック)してしまう。上半身より高い位置のボールをアンダーハンドでレシーブしようとすると無理な体勢になり、レシーブがうまくできない。多少強いボールでもオーバーハンドでさばいてしまえば安定するし、次の攻撃のリズムもテンポがよい。ツーアタックを狙う時はアタッカーの名前もしくはポジションの名前を呼びながら高めのトスを送る。ツーアタックを試合で活用する場合はレシーバーとアタッカーで試合前に「チャンスがあればツーアタックするからねっ!」と打ち合わせしておくこと。いきなりツーアタック用のトスをあげてもアタッカーと打ち合わせがないとギクシャクしてしまうことがある。事前に打ち合わせしておけば、相手をうならせる攻撃を平然とレシーバーとアタッカーだけで組み立てられる。これはカッコいい。

● リベロ(LIBERO)
レシーブ専門のプレーヤーのこと。ネットより高い位置のボールに触れたり、トスを上げたりすることができない。アタックももちろんできないしサーブも打てない。6人制のバレーボールで活躍するリベロ。レシーブ専門の特殊なポジションでユニフォームもリベロだけは違う色を着用する。 *リベロ制は1997年のワールドグランドチャンピオンズカップで試験的に導入され、1998年に国際ルールとして正式に採用となった。

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