2007年5月28日月曜日

● 【 クラブチーム 】


今日は家庭婦人バレーボール大会の試合を見学に行った。5年間教えてもらっているコーチのクラブチーム(Aとする)と練習に参加させてもらっている小学校PTAチームメンバーの何名かがまとまり作ったクラブチーム(Bとする)が大会ベスト32の位置で対戦したのだ。

試合方式 9人制 : 21点マッチ(2セット先取)

【第1セット】
最初から両者互角の戦いを繰り広げる。Bチームはうまかった。特にオープンアタッカーは相手に読まれないよう、クロス、ストレート、ブロックアウトとうまく打ち分けが決まり、相手にプレッシャーを与えていく。思い切りもいいし、今日は乗っていた。Bチームのキャプテンはうまくコート内の選手を落ち着かせていた。Aチームはリズムをつかむのに時間がかかり、そこを正確に相手につかれ、気持ちが得点に結びついていかない。打ってもBチームにしつこく拾われてしまい、バリエーションを広げることを忘れてしまっている感じだった。第1セットはBチームの勝利。

【第2セット】
第2セットの波は完全にBチームにあった。強力なサーブ、的確なトス、相手に見えない位置からのセミアタック、オープンアタッカーの打ち分け、ハーフ陣の拾い合い、すべてがうまく機能し波にのっていた。Aチームは完全にリズムから落ち、絶体絶命。が、1本いいアタックがライトから決まり、その1点からセッターが生き返り、ジャンプバックトスを決めて、徐々に持ち直す。素直に打って決まらないならば、ブロックアウトを狙い、クイックから角度のあるアタックが決まり始める。Bチームは最後の最後、マッチポイントまでもっていったが、ラスト1点が奪いきれなかった。その1点さえ取れてれば勝利したのはBチームだった。

【第3セット】
リズムを取り戻したAチームは最初からBチームを圧倒し、結果はAチームの勝利。私はこの試合で会場を後にしたが、Aチームは次の試合も勝利しベスト8入りとの連絡が入る。

壮絶な試合だった。久しぶりに集中し一瞬も逃さず全てのプレーを見学した。第2セットが全てを決めた試合だった。1点が取りきれなければ勝てないスポーツだ。その「1点」は拾うことから始まり、セッターを経由し、アタッカーがフィニッシュを決めるというすべての流れが決まらないと取れないのだ。チームプレーなのだ。両チームの選手、監督の方々有難うございました。とても勉強になりました。自分も今よりも、もっとうまくなるようがんばります。

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