2008年3月19日水曜日

● 【 スタンダードロングスリーブ 】

スポーツ用アパレル製品は、そのスポーツごとに特徴があり、大きくくくれば大差がないと思われがちだが、違いは確かに存在する。私はTシャツ製作をかれこれ4年ほどやっているが、バレーボールTシャツに関して気が付いたことがある。購入してもらっている人たちの声を聞くと、春でも夏でも長袖のTシャツが欲しいという声をよく聞く。これは一般的なアパレル製品とはかち合わないニーズで、今回スタンダードの長袖Tシャツを製作しているのだが、これがなかなか難しい作業だった。色々なTシャツを取り寄せては、試してみるものの、リブが付いていなかったり、生地が薄かったり、プリントする位置がうまく定まらなかったりで二回ほど作り直している。すでにオーダーをもらっている方々には大変申し訳ないが、リリースするTシャツは間違いなく最高の出来なので、完成まで今しばらくお待ち下さい。自分が納得できるクオリティーのTシャツが出来上がるまでもう少し。頑張ります。

2008年3月17日月曜日

● 【 3月という季節 】

3月は感傷的なイベントが多い。卒業式やら、転勤やらが決まり、今まで共に過ごしてきた仲間と離れることになる人が増える。そうして新しい場所に移った人々は、4月に新たな人々と出会い、新しいスタートを切る。私はちょうど1年前がそんな時期だった。今まで共に過ごしていた仲間に別れを告げて、新しい街に引っ越し、新しい仲間が増えて今にいたる。そんな中でもバレーの練習は続いており、今日の課題はドライブのかかったアタックの打ち方と、フローターサーブの研究だった。今日のゲーム練習で敵のチームは前が五枚。レフトだった私へのブロックは2枚か、多いと3枚がついた。そんな時にコートの奥をめがけてアタックを打ちたいときに、アタックが流れアウトになってしまった・・・。

「はっ!」

気が付いた、私は(いつも遅いんだが)アタックにもっとドライブかけりゃいんじゃないだろうか!と思いついてしまった。ドライブをかけて前に落とすにはボールの上を叩く必要がある。まータイミングをうまく合わせるんだが、自由自在に打つには慣れが必要だ。何本かゲーム中に試していると成功するようになってきた。コートの奥の角を狙って大きく打ち込んでも「グッ!」と最後に落ちて、ラインズマンのフラッグが下を指す。相変わらずゲーム中に試すので失敗すると、チームメイトの血糖値がとってもあがってしまうのが難点だ。